ホットピクセルか？それともディスプレイの輝点欠点か？
マジか。
僕の愛機α7sⅢのEVFにトラブルが発生しました。
EVFに輝点が発生です。
まぁ〜液晶としてはあるある事例ですが、イメージセンサー側（受光素子）のトラブルの可能性もあり、ちょっと調べてみたので共有します。
輝点の確認方法
輝点症状の確認方法としてはα7sⅢのEVFにiPhoneを当てて中の液晶を写しています。
カメラキャップをつけて真っ暗な状態にしたほうがわかりやすいです。
暗い部屋でも現認できますね。
最初はレンズ内のホコリかと思ったんですが、レンズ変えても出るし、センサー側のゴミかな？程度に思っていました。
ブロアーで吹き飛ばしてみましたが改善しない。
ってか、レンズとってセンサー見てもそもそもゴミは付いていないっぽい。
とうことで、レンズごみ、センサーゴミではなさそうです。
どうも、この輝点はバリアアングルモニターでは確認できないですね。EVFでしか確認できないです。
動画撮影時はEVFを使わずバリアアングル液晶しか見ないので、EVFで輝点が発生していても気付いてなかっただけかもしれません。
最近SEL100400GMを購入したので、EVFで撮影する機会があり気付いた感じですね。
EVFだけで発生する？
EVFで何度か試していたらフォーカス位置によっては輝点特有の輝きが確認できました。
もう間違い無いですね。LCDの輝点か、イメージセンサー側のホットピクセルかと思います。
この時点だけを捉えればEVFのLCD不良のような気がしますよね。
ソニー製品の輝点欠点について
SONYのHPのサポートに何か書いてないか調べてみると、VAIOのモニターについては輝点の言及があった。
液晶ディスプレイの構造によるもので、故障ではありません。液晶画面は非常に精密度の高い技術で作られていますが、画面の一部にごくわずかの画素欠けや常時点灯する画素がある場合があります（液晶ディスプレイ画面の表示しうる全画素数のうち、点灯しない画素や常時点灯している画素数は、0.0006 %未満です）。また見る角度によって、すじ状の色むらや明るさのむらが見える場合があります。これらは、液晶ディスプレイの構造によるもので、故障ではありません。交換・返品はお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
https://www.sony.jp/support/vaio/products/manual/svp1121_svp1321/contents/TP0000053662.html
まぁ〜モニタなので保証対象外なのはわかります。
が、カメラのLCDで輝点欠点はダメですよね。
モニターだとちょっと許せないです。
ソニーのサポートチャットで確認してみた。
ホットピクセルだった場合の改善方法
そもそもホットピクセルとは？
これはLCDであれば輝点欠点（輝点滅点、輝点暗点など呼び方は色々）と同意なようです。
違うのはイメージセンサーで発生するか、LCDの画素で発生するかの違いで、結局は製造プロセス上の残渣、コンタミなどの不純物や異物が原因で発生したり、寿命を縮めたり、頻度を増やしてしまっているみたいですね。
原因は製造プロセスにあるとされていますが、過度の太陽光を浴びたり、露出時間を極端に長くしたり、素子に過剰なストレスを与えると発生頻度が高くなるとされています。
外的ストレスには注意ですね。
LCDではできないと思いますが、イメージセンサーでは改善方法があるようです。
ピクセルマッピング
不良のピクセルドットに隣接する素子で不良ピクセルを補完することできるようです。
できる機種、できない機種があるようですが、SONYのαシリーズはできるみたいです。
α7sⅢのピクセルマッピングの方法
カメラのMENU→ セットアップ→ セットアップオプション→ ピクセルマッピング
画面に表示される確認画面で OK を選ぶとピクセルマッピングが実行され、再起動するようですね。
なお、ピクセルマッピング実行中はカメラを操作でき無いらしく、注意が必要です。
ピクセルマッピングを実施
とりあえず僕もピクセルマッピングを実行しました。
作業自体は上で書いた作業をカメラ内で行っただけですが、時間にしたら1分？2分？程度です。
今取り付けてるレンズSEL2414GMでは輝点は確認できませんので、一旦帰宅してSEL100400GMに装着して確認が必要ですね。
まとめ
家に帰ってから暗闇でSEL100400GMを装着して輝点がなくなっているか確認してみますが、ホットピクセルであればピクセルマッピングで改善しているはず。
ピクセルマッピングしても変化なければEVFの輝点ということになるのかなと。
また続報します。
