【デリカD5】2026年10月またまたエンジンオイル値上げらしい。今後のオイル選びを考えてみた。ACEA C3でいいやん。
原油価格の上昇
みなさん、エンジンオイル交換はディーラー派?DIY派?どっちでしょうか?
僕の場合、廃油が面倒なので西日本三菱販売店に任せています。
プロの整備士さんが作業してくれて、廃油処理もしてくれて、作業保証も付けてもらえるなら4290円程度の金額は払ってもいいと思っています。
が、
そろそろマジで自分でDIY交換しないといけなくなりそうです。
というのも、原油価格がまた上昇しています。
↓のように原油マーケットの動きも急騰。
久々に100ドル台に入ったようです。
サウジアラビアへの攻撃それに伴う迂回パイプラインルートの輸出停止などが要因とか、ホルムズ海峡を航路巡ってオマーンとサウジアラビアが何らかの合意したらしく、なんかややこしくなってきましたね。

出所:Investing.comのデータを基に筆者作成
そして、↓のように産油国の不安な発表も。。
なので、数ヶ月後にはまた枯渇が始まりそうです。

ということで、石油由来の原材料は価格高騰必須で、エンジンオイルも絶対避けて通れないと思われます。そして既に巷の噂ですが2026年10月からスズキ自動車はがオイルの価格見直しを検討しているとか。。
各自動車会社も追従するでしょうから、オイル価格が高騰するのは間違いないかと。
物流費、加工費、樹脂、潤滑油は更に値上げ傾向
当たり前ですが、
原油価格が上昇したらガソリン、オイルが上昇するため、運送費も上昇します。
原油価格が上昇したら電気代、燃料代など工程のコスト増のため、加工費も上昇します。
原油価格が上昇したらナフサ由来の樹脂やプラスチックの生産量が少なくなり価格が上昇します。
いやもう、一時的には価格上昇で購入できたらまだマシで、お金払っても買えない、物がなくなる未来も見えてきますね。
一方で急にホルムズ海峡が開放されたら供給不足も解消できるという意見もありますが、原油国の生産減なのでそう簡単には解消されないっぽいという見立てもあります。
カタールではGTLといわれるガスからオイルを作っているパールGTL工場があります。この工場で生産されるオイルは非常に良質と言われています。
この工場は今年3月の戦争の標的にされて設備が破壊されました。
改修には1年から2年かかると言われていますが、まだ争いの最中で改修しても攻撃されるかも知れないため、着工してるかもわかりません。ただ、このカタールにあるパールGLTの工場の改修作業は日本企業が受注したようで、ココについてはいい話ですね。
カタールのパールGTLで作られていたような良質なベースオイル(グループⅢ)が不足すると、超低燃費車用オイル0W-16・0W-20・0W-30などの製造が作れないそうです。アウトランダーPHEVは0W-20なのでど真ん中ですねw
どうやらマイナス30度でも粘度を維持するオイルを製造するためには低温流動性の高いベースオイルが必要ということで価格も高価で、プチ稀少なようですね。
グループⅢは粘度指数が高く、低温性能にも優れているため、高粘度指数オイルを作るうえでもグループⅢは不可欠であり、その不足は高性能オイルの生産に直結します。
現在グループⅢを生産してる大規模工場はマレーシアや韓国にあると言われており、日本で入手しているグループⅢのオイルは大体隣国さんオイルらしいです。
エンジンオイルについて
そんな世界情勢が絡んでいるエンジンオイルですが、冒頭より供給不足になりそうな予感があります。まぁ〜一般市民の僕のような人間だとエンジンオイルがなくても直ちに死ぬわけじゃ無いんで、優先順位は低いんでしょうが、愛車は大事なので入手できるうちに20L缶くらいは準備しておこうと思います。
我が家はディーゼルのデリカD5と、レギュラーガソリンのアウトランダーPHEVに乗っています。そもそもオイルの種類が違うんですが、最近のオイル規格(特にヨーロッパ規格)だとガソリンエンジン、ディーゼルエンジン兼用オイルが流用できます。
めっちゃ助かります。

・デリカD5の推奨オイルは0W-30、5W-30
・アウトランダーPHEVの推奨オイルは0W-20、5W-30
ACEA C3 API SP規格だと0W-30も5W-30もあるのでgood!

原因となる SAPS(硫酸灰分・リン・硫黄)量を抑えたオイルです。
特にディーゼルエンジンに多い特徴として、燃料がオイルに混ざる現象がるそうです。そして燃料とオイルが希釈することでオイルが柔らかくなります。しゃぶしゃぶになったオイルでは密閉性が保てなくなり、燃焼効率が悪化し不完全燃焼によるカーボン・スラッジの発生が増えるようです。結果、ブローバイミストも増えていき、ブローバイミストは吸気側にリターンされるので、吸気側EGRやインティークや、スロット付近に煤が詰まるというわけですね。EGRには煤焼き機能はないですから溜まる一方ですね。
ディーゼルエンジンの煤詰まりを発生さえる最悪使用環境っていうと具体的には下記のような感じです。
・渋滞が多い
・ちょい乗りが多い
・ストップアンドゴーが多い
・総走行距離が多くなってきた
↑まさに僕のデリカの使用環境です。。(苦笑)
↑そしてアウトランダーは4年半で9.5万キロなので走行距離が多くなてきたに該当ですね。
このような場合にはACEA C3規格オイルがいいかなと思っています。
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JASO DL1よりACEA C3を好む理由
今後、オイル価格の高騰、オイル入手難が発生しそうなので緊急用にディーゼル・ガソリン兼用オイル5W-30を購入しようと思います。デリカD5にもアウトランダーPHEVにも使えるので便利ですし。
僕がJASO DL1よりACEA C3を好んで使う理由は、大前提にEGRやDPFに配慮した低SAPSでDPF対応のクリーンディーゼルエンジンオイルであることと、省燃費性能よりもエンジン保護性能側に寄ったオイルであること、最後にDL1は鉱物油も許されているが、ACEA C3は全化学合成油VHVI以上であることが理由です。
細かい話をするとグループⅢでも鉱物由来と言えなくもないのですが、精製過程や分子配列を整えてる工程があるなどを考えるとグループⅢ以上は化学合成油と呼んでいいと思っています。
下の表を見てもらえたらわかると思いますが、確かに硫酸配分(SA)だけを見るとACEA C3の方が微妙に多いので煤詰まりが発生しやすいと考えがちですが、ACEA C3は全化学合成油VHVIなので高粘度、高密度、高耐久であり結果燃焼トラブルは低減されブローバイミストが発生し難いと考えています。
JASOのDL1は鉱物油または、部分鉱物油であると考えると劣化は明らかにDL1の方が早いと思っています。
早期に劣化するオイルを嫌う理由は、ディーゼルの点火方式にあります。
ディーゼルエンジンは燃料が軽油で、圧縮熱で着火します。ガソリン圧縮比10.5と比べて14.4と高圧縮とされてます。適正なタイミングで圧縮圧が印加されないと、着火しませんので、もし未着火、未燃焼、不完全燃焼だった場合は噴射された燃料がそのままピストンとシリンダの間を落ちていきオイルパンへ流れます。オイルが増える現象かつオイルが低粘度になる理由になってると思っています。

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まとめ
昨今の情勢からプチオイルショックが起きそうなので、目先のエンジンオイルだけ確保します。今回僕が購入検討中のオイルはミカド商事のT-BLEND ACEA C3 API SP GF-6RC 5W-30です。デリカにもアウトランダーで流用できる万能オイルだからです。
最後に、JASOのDL1はエンジン保護が蔑ろにされた感があり、なんとも利権の匂いがするので正直なところ嫌いですねwww
- ACEA C3 API SP GF-6 RC 5W-30
- ACEA規格:2021 C3(2008 A3/B4対応)
- 規格(適合品) :C3 SP GF-6 RC
- 粘度: 5W30
- 100℃粘度: 11.8
- 40℃粘度: 60.8
- 粘度指数: 194
- HTHS : 3.5
- アプルーバル(適合):BMW LL-04、MB 229.51 229.52、OPEL Ov040157、Renault RN0700 RN0710
- T-BLEND ACEA C3 は排ガス処理装置(DPF・GPF)の詰まりの原因となる SAPS(硫酸灰分・リン・硫黄)量を抑えたオイルです。
- T-BLEND ACEA のベースオイルは 100%化学合成油(VHVI)です。